運動や筋トレをする方はもちろん、中々これらを行う時間がなくて運動不足になりがちという方にも取り組んでほしいのが「ストレッチ」です!
ストレッチをすることで様々な効果を得られます。ストレッチ自体に必要な器具はないので自宅でも簡単に出来ますし、椅子に座りながら、布団の上で寝ながらというように気軽にできるものも多いので、ぜひストレッチを生活習慣に取り入れてみてください。
ストレッチをする効果
ストレッチは運動や筋トレと比べると軽視されがちですが、ストレッチをすることによる効果はとても大きく、重要です。
その効果を簡単にご紹介いたします。
関節の可動域を高める
ストレッチをすることで、関節の可動域を高めることができます。
私達はどうしても普段の生活で同じ姿勢を長時間してしまいがちです。これは関節の可動域を狭めてしまう危険性があります。
ストレッチをすることで関節の柔軟性を高め、動きを制限されることなく広い可動域で体を動かすことが出来るのです。
怪我の予防
特に運動や筋トレをする前にストレッチを行うことで、体を事前にほぐしてから本番に取り組むことができます。
運動前のストレッチにおすすめなのが「動的ストレッチ」です。動的ストレッチはより関節の柔軟性を高めることができます。
柔軟性が著しく低下した状態のまま運動やトレーニングを行ってしまうと、体が動きについていけずに怪我をしてしまうリスクもあります。
柔軟性を高めて運動やトレーニングに取り組むだけでも、怪我のリスクは大幅に軽減できるのです。
むくみ解消やリラックス効果も
ストレッチをすることで筋肉を柔らかくし血行を促進させると、新陳代謝を高めることが出来ます。すると脂肪燃焼しやすい身体にもなりますし、そこからむくみの解消や疲れが取れやすくなることでリラックス効果、安眠効果も期待できるのです。
運動をする前後はもちろん、運動をしないときでも簡単なストレッチを行うことをおすすめします。
「動的ストレッチ」と「静的ストレッチ」
ストレッチは大きく分けて「動的ストレッチ」と「静的ストレッチ」の2タイプに分けられます。
それぞれ目的に適したストレッチが違いますので、それをご紹介いたします。
動的ストレッチ
動的ストレッチは体全体を動かしながら筋肉をストレッチする方法です。私達が知る中で最も有名なのがラジオ体操でしょう。
この動的ストレッチはこれから運動やトレーニングなどで身体を動かすときに行うのが効果的です。
体全体を動かしてストレッチするため身体が温まりやすく、体を動かす準備に最適な状態を作ることが出来ます。
静的ストレッチに比べて負担の大きめなストレッチになるため、急に動的ストレッチを行うことで逆に筋肉や関節を痛めてしまうこともあります。
突然不可の大きいストレッチをするのではなく、徐々に動きを大きくしてストレッチを行うことが大切です。
静的ストレッチ
動的ストレッチと異なり、止まったまま行うストレッチのことを静的ストレッチと呼びます。筋肉を一方向に伸ばしていく動きが特徴です。
例えばアキレス腱を伸ばして数十秒間その体勢をキープする、というのも静的ストレッチになります。
運動後のクールダウン、就寝前のリラックス効果を行いたいのなら、この静的ストレッチがおすすめです。
ゆっくりとした動きで行うストレッチのため、副交感神経を活発にさせる効果も期待できます。筋肉と気持ちがリラックスするのでストレス解消にも繋がります。
また副交感神経が優位になりリラックスできることで、安眠にも効果があります。睡眠の質が向上するため、静的ストレッチは運動をしない時でもおすすめです。