ジム通いを始めてもすぐに通うのを止めちゃうという方は多いです。
とある大手のフィットネスジムが2017年に発表した会員の稼働情報では、なんと会員の約80%は幽霊会員、つまり退会していないのにジムに通っていない会員なんだそうです。
もちろん残りの約20%の会員はジム通いを続けています。
ジム通いを続けられている人は、自分のことをよく知っていて『自分が続けられるジム選び』が上手な方が多いです!
今回は続けられるジム選びのポイントをご紹介いたします!
目次
ジム選びする前の準備
目的・目標をはっきり決めよう!
ジム選びに失敗してしまう人に多いのは、なんとなくジム通いを始めてしまうというパターンです。
「何となく運動しなきゃダメだと思ったから」「知り合いに誘われて何となく始めた」というように、何となくで始めてしまうと、途中で「今日は天気悪いしジムはいいかな…」と何かに理由をつけてダラダラとジムに行かなくなってしまいます。
「◯キロまで痩せたいから!」「運動して健康的な身体を維持したいから!」というように、明確な目的・目標を持ってからジム選びを始めましょう。
ジム選びのポイント【総合編】
細かく自分に合うジムを考える前に、ジム選び全体で欠かせないポイントも存在します!
通いやすさ
家から近い、職場と家の両方から通いやすい、というように、通いやすいジムを選ぶようにしましょう。
自分にとって通いにくいジムだとそれだけで通うのが面倒になってしまい、続けるのが難しいです。
「車あるし大丈夫♪」と思って遠くのジムにしてしまうと、最初は良くても結局面倒になってしまうのが常なので、通いやすさは特に重視してください。
料金
安すぎるジムはトレーナーやスタッフの教育が行き届いていなかったり、既に一人でトレーニングできる人向けの場合があります。
もちろん高ければ良いという訳でもありません。自分のやりたいトレーニングを考えて料金の目安も決めていきましょう。
例えばプールなども使いたいとなればそれなりに設備が整っている所になるので、1万円を少し超えるくらいのちょっと高めなジムを選ぶと良いでしょう。
さらに、ジムによってはサウナやエステなどが受けられる場合もあります。そうしたサービスも受けたいのならその分料金も高くなります。
本当に自分に必要な設備を見極めて決めていってください。
体験や見学に行く
実際にジムを見学、体験することもとても大切です。
シャワー室が不衛生だったり、混んでいて思うようにトレーニングが出来なさそうだったりと、実際に見ないと分からない事が非常に多いからです。
また、案内してくれるスタッフの対応で、そのジムのトレーナーやスタッフに対する教育が行き届いているかも確認できます。
ジム選びのポイント【ジムのタイプ編】
一言にスポーツジムと言っても、一人で黙々と取り組むタイプのジムから、マンツーマンでトレーニングできるジムなど様々な種類があります。
自分に合ったタイプのジムを見つけることが、ジムを続ける為のポイントの一つです!
今回はそれぞれのジムの特徴をご紹介いたしますので、ぜひ参考にしてみてください。
大手スポーツジム
全国展開しているような大手スポーツジムは設備・サービスも充実している所が多いです。
さらに通いやすい立地にあったり夜遅くまで営業していたりと、通いやすさも抜群です。
最新の設備が揃えられているので一人でトレーニングしたい方はもちろん、トレーナーもいるので初心者の方でも利用しやすいと思います。
様々なトレーニングプラン別のコースが用意されていたりもする為、「ジムで何をすれば良いか分からない」という方にも始めやすいでしょう。
欠点としては、人が多いので混んでいる時には思い通りに設備を利用できない可能性があることや、賑やかな空間になるので静かにトレーニングしたい方には煩わしさを感じてしまうことが挙げられます。
予約など必要無く利用でき、好きな時に通うことになるので、サボリ癖のある方は続きにくいです。
色んな人がどんなトレーニングをしているのか参考にしながら運動したい、色んな施設・設備を使いたい方にぴったりです。
完全個室マンツーマンのジム
パーソナルトレーニングジムに多い形態です。完全個室の空間でトレーナーと自分だけでトレーニングを行ないます。
トレーナーが自分のためだけのトレーニングサポートをしてくれるので、結果が出やすいのがポイントです。
完全予約制が一般的なので、「なんか気分が乗らないからパス!」ということもなく、一人だとどうしてもサボってしまう方でも続けやすいと思います。
ただし、比較的キツいトレーニングが多いので慣れるまでが大変なこと、大手スポーツジムに比べて料金が高額になりがちになってしまいます。
もう後が無く絶対目標を達成しなければならない、分かり易い結果が欲しい、一人でもトレーニングできるようになりたいという方に向いていると思います。
公営スポーツジム
地方公共団体が運営しているジムで、上記に挙げた2つのタイプのジムよりもかなり安い価格で利用することが出来ます。
地域によって変わりますが、1時間200円~300円前後のことが多いので、「費用を抑えてジムに通いたい!」という方には嬉しいジムだと思います。
ただし、やはり大手のスポーツジムや完全個室マンツーマンのジムと比べると、どうしても設備・施設面で古さを感じてしまいます。
トレーニング器具も数十年前のものしか置かれていなかったりするのは当たり前なので、最新設備でトレーニングをしたいと思っているのなら合わないでしょう。
また、トレーニングをサポートしてくれるトレーナーは基本いませんから、ジムが初めての人はどうすればいいのか分からなくなってしまいがちです。
一人でトレーニングが出来る人、安くジムに通いたい方には一つの選択肢としてありだと思います。