様々なパーソナルトレーニングジムの価格を見てみると、同じ期間、頻度、時間のトレーニングでも価格に大きく差がでています。
パーソナルトレーニング自体がフィットネスクラブなどに比べても高価なサービスなので、パーソナルトレーニングジムを選ぶときはこうした価格差も細かくチェックしてできるだけ金銭的負担を少なくしたいと思うのは当然です。
格安ジム=質が悪いではない
安かろう悪かろうという言葉がある通り、安いとトレーニングの質が悪かったりしてあらゆる面のサービスが高いジムと劣っていると考えてしまう方も多いです。
しかし、実際のところ、格安ジムは格安でパーソナルトレーニングを提供できるように努力されています。
最近では健康ブームも相まってパーソナルトレーニングが注目を集め、昔は一部の人しか利用しなかったパーソナルトレーニングジムが一般の方からも多くの利用者が出るようになりました。
そして需要が高まったことで、パーソナルトレーニングジムの数もここ数年で急増しています。
ジムの数が増えるということはジム側にとって競合相手が増えるということ。つまり、ただ安いだけのジムは人が来なくなり、最終的には廃業となってしまうのです。
つまり、こうしてパーソナルトレーニングジムが増えた今『安くて質が高い』は当たり前なので、安くても高品質のトレーニング・サービスが受けられるジムばかりとなっています。
安くて質の良いジムが『格安』な理由
安くて質が良いが当たり前になってきたパーソナルジム業界では、多くのジムができるだけ安く利用者に利用してもらえるように様々な努力をされています。では、一体どうやって安く高い質を維持しているのでしょうか。
広告費を極限まで抑える
比較的料金が高めの大手パーソナルトレーニングジムはテレビCMや紙面広告など、宣伝にかなり力を入れています。
格安料金を設定しているジムの特徴として、こうした広告費を極限まで抑えていることが挙げられます。
もちろん何も広告を考えていないわけではありません。今ではネットの口コミなどもあるので、そうしたできるだけ費用がかからない方法で宣伝を行っています。
安くて質の良いジムは広告費用をかけなくても口コミで人が集まるというわけです。
人件費を抑える
格安のパーソナルトレーニングジムでは在籍トレーナーが1人しかいないということは当たり前です。
1人しかトレーナーがいないとちょっと不安に感じるかもしれませんが、1人だけのジムではその唯一のトレーナーがかなりの熟練ということが多いので、トレーニングの質やサービス面も満足できるものとなっています。
大手のパーソナルトレーニングジムになるとトレーナーが多いのはもちろん、栄養管理は専属の栄養管理士が、メンタル面のサポートは専属のカウンセラーがというように、多くの人材を用意しています。
もちろん多くの人材がいればそれだけ受けられるサービスも増えますが、これを格安でとなると人件費だけで赤字になってしまいます。
格安ジムではトレーナー自身が整体や栄養に関する知識を持っていることも多いです。こうした知識のあるトレーナーはできるだけ格安で提供するために、全て一人で行い人件費を抑えています。
必要最低限の設備
設備を必要最低限のもので揃えていることも、安く高い質を維持しているポイントの一つです。
最近ではエステマシーンなども置いてあるジムがありますが、格安ジムの場合はそうした設備を用意していることはほとんどありません。設備を購入するお金もかかりますし、それを維持するお金も格安のままでは難しいからです。
そのため、トレーニングに本当に必要な設備のみを揃え、設備費を抑えて格安を実現しています。