近年の運動ブームによりトレーニング業界は賑わいを見せています。
近所のパーソナルトレーニングジムを調べてみると1件は必ず見つかるなど、パーソナルトレーニングジムの数も増加しているのが現状です。
以前は大手のパーソナルトレーニングジムが目立ちましたが、近年では小規模で運営する個人のパーソナルトレーニングジムも増えています。
そこで今回は、大手のパーソナルトレーニングジムと個人のパーソナルトレーニングジムのメリット、デメリットをまとめてみました!
目次
大手のパーソナルトレーニングジム
大手のパーソナルトレーニングジムとは?
大手のパーソナルトレーニングジムは、全国展開をされている大規模なパーソナルトレーニングジムのことを指します。
有名なところを挙げると、TVCMなどでも見かけ全国に約130店舗を展開するライザップや3食ちゃんと食べて痩せるというライザップと真逆のコンセプトを掲げる24/7ワークアウト、女性専用のパーソナルトレーニングジムとして有名なリボーンマイセルフがあります。
大手パーソナルトレーニングジムのメリット
設備や備品が揃っている
トレーニングマシンの設備も豊富で、様々なトレーニングを体験することが出来ます。
また、トレーニングウェアなどが無料でレンタルできたり、女性客に向けたアメニティの充実や託児所との提携等、幅広いニーズにも対応しています。
アクセスしやすい
大手のパーソナルトレーニングジムになると全国展開されているのは最早当たり前のことになりつつあります。
店舗数も非常に多く、基本的にアクセスしやすい立地に構えられているため、通いやすさが抜群です。
トレーナー数が多い
それぞれの店舗に在籍しているトレーナーの数が多いため、自分に合ったトレーナーを見つけやすいです。
また、万が一今のトレーナーとあまり合わないと感じた場合でも、相談次第でトレーナーの変更に対応してくれる可能性もあります。
返金保証制度がある
大手のパーソナルトレーニングジムには、「30日以内に効果を実感できなかったら全額返金!」というような返金保証制度が用意されていることが多いです。
パーソナルトレーニングの費用は高額になりがちなので、こうした返金保証があるだけでもチャレンジのしやすさが大きく変わります。
大手パーソナルトレーニングジムのデメリット
トレーナーの当たり外れが大きい
トレーナー数が多いのはメリットでもありますが、トレーナーによって知識や経験に大きな差が開いてしまっていることが多いのはデメリットでしょう。
ただし、きちんとした理由があればトレーナーの変更に対応してもらえると思うので、もし変更したい時は相談してみましょう。
比較的マニュアル化されている
利用者数も多いことから、一人一人に完全オリジナルのトレーニングメニューを用意するということはほとんどなく、トレーニングやサポートなどが比較的マニュアルに沿って行なわれてしまいがちです。
トレーナーがどれだけ知識があったとしても、基本はマニュアル通りのトレーニングになってしまいます。
もちろんそのマニュアル化されたトレーニングメニューの質が悪いわけではありません。しかし体に合っていればいいですが、合っていないトレーニングだと効果が薄かったり、結果が思うようにでないことがあります。
勧誘が多い
最近では強引な勧誘というのはなくなりましたが、勧誘自体が無くなったわけではありません。
大手だと入会はもちろん、オリジナル製品の売り込みなども積極的に行なわなければならないので、やはり多少の勧誘は覚悟しなければなりません。
個人のパーソナルトレーニングジム
個人のパーソナルトレーニングジムとは?
個人のパーソナルトレーニングジムは、個人で独立して開業したジムのことを指します。
個人運営なので大手パーソナルトレーニングジムと比べると規模は小さいですが、大手にはないメリットも沢山あります!
個人のパーソナルトレーニングジムのメリット
専門性が高い
個人で独立してやっていくだけの高い知識・専門性を持っているため、知識不足や経験不足ということはありません。
自分で得た知識をそのままお客さんにも教えてくれるのも、マニュアル化されていない個人ジムならではの魅力です。
「以前は大手のジムで働いていたが、マニュアル通りの指導をしなければならず、自分の知識や本当にしてあげたいトレーニング法を伝えられないから独立した」というトレーナーもいらっしゃいます。
柔軟な対応をしてもらえる
先ほども少し触れた通り、個人運営のため大手のようなマニュアルはありません。そのため、多少のワガママでも対応してもらえたり、利用者ひとりひとりに対してのオリジナルメニューを提供してくれたりと、柔軟な対応を受けられます。
価格が安め
大手のジムと比べて比較的安めの料金設定を用意していることが多いです。
また、サービスのカスタマイズも臨機応変に対応してくれるため、必要無いサービスの分の料金を差し引き、必要と感じたサービス分だけの料金にしてくれることもあります。
比較的落ち着いた雰囲気で過ごせる
利用者数も大手ジムに比べれば少ないため、入れ替わりの時に他のお客さんと顔を合わせてしまうということもありません。
ジムのスケジュールも緩やかに設定されていることが多く、混むということがないので、準備等せかされることなくゆったりと落ち着いてトレーニングできます。
個人のパーソナルトレーニングジムのデメリット
サービス面が弱いところも
設備が少し古めだったり、アメニティが用意されていなかったり、水やウェア類は全て持参しなければならなかったりと、大手なら当たり前に用意されていることが出来ていないというように、サービス面が弱くなってしまっている場合があります。
トレーナーの変更は基本無理
個人運営なので1つの店舗につき1人のトレーナーが基本的な構造となっています。
そのため通っていてトレーナーと合わないと感じてもトレーナーの変更を行なうことが出来ません。
トレーナーを選ぶということも出来ないので、より慎重にジムを選ぶ必要があります。
全額返金保証はない
大手では当たり前に行なわれている「全額返金保証」は個人ジムで見かけることは滅多にありません。
もしトレーニングを受けて結果が思わしくなくても返金してもらえないため、大手よりも試してみる敷居が高くなりがちです。
結局どちらがいいのか
心配性な方は大手のジム
「結果が出なかったらどうしよう…」「トレーナーが怖い人だったらどうしよう…」というように心配性の方は保証制度が豊富だったり、専用の相談窓口などが用意されている大手のパーソナルトレーニングジムが安定していておすすめです!
大手は体験やカウンセリングも無料で行なっていることが多いので、そうした制度を利用して色んなジムを見て回れるのも魅力です。
トレーニングの質を求めるなら個人のジム
形に捕われない高いトレーニングの質を求めるのなら個人のジムがおすすめです!
大手に比べてジム選びが難しくなってしまいますが、上手く自分に合った指導力の高いトレーナーのいるジムを見つけられれば、かなり高いトレーニング効果を得られます。
そのトレーナーの経歴、食事管理の有無、より高い専門知識を持っているかなどをしっかり確認し、安心して任せられるトレーナーを見つけましょう。
まとめ
大手のパーソナルジムにも、個人のパーソナルジムにもある程度のメリットやデメリットが存在します。
トレーニングは人によって千差万別なものですので、一概に「このジムが良い!」ということはありません。
口コミなどは参考程度に留め、実際に自分の目で確かめて選ぶのが成功するための一歩であると言えます。