ダイエットをしている時の1番の壁とも言えるのが「停滞期」です。
パーソナルトレーニングでダイエットをしていても、もちろんこの停滞期は訪れます。
トレーニングを始めた当初は面白いほどに身体の変化を感じられていたのに、ある時を先に急に変化が起こらなくなった…そう落ち込んでしまう人も多いですが、これは誰もがぶつかる壁なので落ち込み過ぎず、停滞期に出来ることを考えて乗り越えましょう。
停滞期が起こる原因
停滞期と上手く付き合っていくためには、停滞期がなぜ起こるかをきちんと理解しておく必要があります。
ダイエットをしている人からすると停滞期は憎たらしくも思えてしまうかもしれませんが、実は停滞期が来るということは身体が正常な働きをしているという証拠でもあるのです。
停滞期が起こる原因は身体が飢餓から身体を守って維持しようとする防御反応である「ホメオスタシス効果」となります。
つまり、ダイエットを始めて摂取カロリーや栄養素の摂取量が減ったことで身体が「飢餓状態」と判断し、基礎代謝を抑えて身体を守ろうとする為、体重に変化が起こらなくなってしまうのです。
停滞期はいつ頃から起こる?期間は?
個人差はありますが、停滞期は大体ダイエットを始めて1ヶ月を過ぎた辺りから始まることが多いです。
1度停滞期が始まると、少なくても2週間はその状態が続きます。
ただし、人によっては半年の長期間になることもあるので、それぞれの体質に合わせた対応を見極めていく必要があります。
停滞期中の過ごし方
停滞期に入ってしまうと身体に変化が起こらないことからトレーニングを止めてしまったり、ストレスがたまってしまい身体に別の悪影響を起こしてしまうということもあります。
では、停滞期に入ったらどう過ごせば良いのでしょうか。
筋トレを続ける
一番は変わらずに筋トレを続けることです。まず動かないと体重が変わらないどころか、せっかく痩せたのに体重が戻ってきてしまうということもあります。
チートデイを設ける
きちんとトレーニングや食事管理を続けられている人なら、1週間に1度だけダイエットのことを忘れて好きなものを沢山食べる日を作るのもありです。
いつも我慢しているものも食べることでストレスを減らし、トレーニングへのモチベーションにも繋げます。
2日以上作ってしまうと止められなくなるのでNGです。
また、今まできちんと続けられた人、つまり自己管理が出来る人じゃないとマイナスになってしまいます。
体重のことを考えない
停滞期中に体重が減らないことにイライラしてしまう人は多いです。
数字に左右されてイライラが募ってしまうと悪影響なので、あえて体重計には乗らない、つまり体重のことを考えずに過ごすのも手です。
停滞期から脱した後も注意
苦しかった停滞期から脱出できると、その嬉しさからつい気が抜けてしまう人も多いです。
気が抜けて食事やトレーニングの管理も乱れがちになってしまうと、せっかくの努力が全て水の泡になってしまいます。
停滞期を抜けた後は、こうした気の緩みに気をつけてダイエットを続けましょう!